三味線の世界って全く未知の世界。そんな人多いと思うんですけど、そんな三味線を題材にして漫画にし、賞まで取るなんてスゲーな。たしかに、三味線知らなくても毎回面白いし。今月号は見ていてドキドキしました。歌い手と伴奏者の相性ってあるんですね。
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以前、コンクールで知り合った大阪代表の梶くんは、勉強と三味線の両立を目指すが、本人は合わせるのがうまいだけとサラリとかわします。歌い手にも合わすのが得意のようですが、本人はそれが自分の弱点だと思い、澤村に自分にないものをみます。
沢村も加地くんが勉強しながら両立しようとするところを自分にはできないと感じる。お互いがないものねだりなんですが、人と比較すれば絶対にそういうのってあるなぁって感じた。
近所のお寺に嫉妬は人と比べる気持ちから生まれるから、人と比べるなって書いた髪が貼ってありました。それはそうですが、そんなことができるのは修行僧くらいですよね。誰だって人と比べてしまいますよね。加地くんと比べることで、澤村は歌い手に合わせるのではなく、歌い手の気持ち良いように引っ張り上げるような演奏ができるようになる。歌い手も澤村の演奏で気持ちよく力を発揮できるようになる。全部、結果オーライだったのですが、面白おかしく展開されました。
今月の月間マガジンは「ボールルームへようこそ」が作者さんの体調不良で休載でした。来月号も休載とのことですが月刊誌なので1回休みだと楽しみにしている漫画だとすごく残念です。はやく連載再開して欲しいです。
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