伝統の終わり

357年もの間、伝統的な製法で飴を作り続けてきた京都の桂飴本家が、年内で看板を下ろすそうです。

後継がいないとのことなのですが、3人の子供がいるそうです。ようは自分のやり方では儲けられなかったので、息子たちには継がせたくなかったというわけだそうです。

そんな理由で桂離宮や宮家に献上してきた由緒正しき飴屋さんが潰れてしまうんですね。もっとネットとかで売れば、儲かると思うんですけどね。

たしかに飴だけを店頭で売っていたら、なかなか儲からないですよね。それだけ買いに来る人がいれば別ですが。

でも、この飴は普通の飴ではなく、付加価値のある飴なのにね。もったいない。芸能人とかに紹介してもらえたら良かったのにね。

たぶん、そういうコンサルタントみたいな人に頼ることができなかったんでしょうね。

僕に友人の和菓子屋さんも、もともとは普通のお店でしたが、コンサルタントに依頼して、芸能人を使ったり、テレビのお土産で紹介してもらったりでアッという間に有名和菓子屋さんの出来上がりでした。

すごい世の中ですね。