マガジンの読み切りで登場し、いじめや障害を題材としていたことから反響が大きく、連載になった「聲の形」(こえのかたち)の単行本1巻が11月15日に発売されるそうです。読み切りの時から読んでいますが、今後、話題になる漫画としてオススメです。いじめる側といじめられる側の描写や、障害を持ちながらも前向きな少女に注目が集まりそうですね。
もともとは耳の聞こえない少女をからかっていた少年ですが、子供らしいと言えばそれまでですが、はれものにさわるような態度をとる周りとは違いを感じる少女。少年と打ち解けようとしますが、それがかなわず、少年はイジメる側からいじめられる側へ。少女も少年の元を離れることになるのですが、連載は読み切りの数年後、高校生となった少年と少女の物語。
いじめたことを後悔する主人公の少年は、死ぬ覚悟でしたが再会を果たし、死ぬことよりも少女のために生きることを決めます。でも、彼女のために生きるって、なにをすること?高校生の少年にはそれはどういうことなのかわからず物語は続いてます。なかなかセンセーショナルな漫画だと言われているようですが、単純によくある話で、たまたま少女の耳が不自由だったとおもって観ると、楽しんで読めるのじゃないでしょうか。マガジンの中でも楽しみに見ているマンガです。
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