いじめを通して、いろんな人間模様を描いてますけど、人としての成長を取り入れているのは賛否が分かれそうですね。いじめがダメっていう前提があるのに、いじめたけど、いじめられたけど、みたいな描写が気になりますね。この漫画の性質上、仕方ないですけどね。イジメに巻き込まれた佐原の強さと、いじめられた張本人のショーコの強さ、みんながそういうふうにはうまくはいかないですけど、こうなれればいいなって思いますね。
いじめられたのは自分の弱さがあったのではと考える佐原は強い人間ですよね。いじめる人間に理由なんてないのに、自分に原因を求めるなんて。
まえに進んだつもりでも、トラウマなんてそんな簡単に克服できないですよね。佐原さんのトラウマがショーコと一緒に克服できる日は近い気がしますね。
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