先日、2歳くらいの小さい子供が大泣きしていたので、どうしたの?って声をかけてあげたら、その子供の母親が「ほうっておいてください。この子、頭がおかしいんです!」って。
2歳くらいのまだまだ言葉が達者でない子供が泣くということは、なにか主張があってのこと。それを頭がおかしいと一蹴する母親。恐ろしい。
ACミランの本田選手。いつも大口をたたいて、あまり好感度は良くないのですが、結果を出すところはすごいと思う。それと同時に、彼が発言した子供に関する一言が若い選手とは思えない一言でした。
おそらくは何かの受け売りではあると思いますが、それを自分の言葉として発言しているので立派です。
「子供は社会からの預かり物」
たしかにこの言葉の意味って重いですよね。今どきの親って子供を所有物のように考えて、習い事ばかりさせたり、自分好みの服を着せたりと子供の育成より自分のモノのようなあつかいを感じますね。
極端な親はテレビすら子供に見せないそうです。それが子供にとって良いと思っているようですが、はたして自分が子供の頃、そんな扱いを受けたかどうか?
いつか子供は自分の意志を持って、社会に出ていくものです。そう言う意味で社会からの預かり物、社会に還すまでは責任をもって育てるというのは親として大事な役目ですね。
間違っても未熟な子供に頭がおかしいなんて言い放つような人間にはなりたくないですね。