食事制限ダイエットに潜む罠

友人がダイエットを始めました。運動は嫌いなので、食事を減らしながらゆっくり減らすと言ってたのですが、全然体重は減らないそうです。

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年をとると代謝が下がり、痩せにくくなるというのもあると思うのですが、実は食事制限のダイエットには、人間のDNAに関わる落とし穴が存在しているのです。

大昔の人たちは、今のようにいつでも食事にありつけるわけではなかったので、食べられるときに食べて脂肪を溜め込んで、食べられないときはなるべく消費を少なくするという、そんな体の構造だったそうです。

その名残で、現代人も、食事制限などで、食べる量が少なくなると、消費するカロリーも抑えようとする防衛本能が働くのです。

しかも、ダイエッターにとっては恐ろしいことに、少しの食べ物から、少しでも多くの栄養を摂取しようと、吸収がよくなる。すると食べるのを我慢しているにもかかわらず、痩せにくく、太りやすい体になってしまうのです。

やはりそうならないためにも、適度に食べて、それ以上に運動をすることが大切ですね。僕の友人は、残念ながら今後も痩せることはないでしょうね。

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