先日、アメトーークの読書芸人にて、オードリーの若林(年下なので呼び捨てにさせてもらいます)が勧めていたサラバと読んでしまって悲劇。
普段はマンガばっかり読んでいるのに、若林が「30代のクズが救われる話」って言うんで、つい救われたくて、無理して頑張って長編の、上下巻に分かれているサラバを読んで悲劇。
最後に悲劇・・・ふざけるなよ若林・・・説明があいまいやねん!30代のクズが救われる話って、こっちも救われるかと期待したら、なんと30代の主人公が救われた話でした・・・
確かに、読んでいるときは面白かったし、作者の西加奈子さんは同じ1977年産まれということで、話の時系列が見事に一致するんで、話には入り込みやすかった。阪神淡路大震災の起きたときの年齢とか、時代背景はばっちり同じ。
ただ、主人公にリンクしすぎて、自分がただただクズだと思い知らされただけになってしまったやんけ!!若林アホー!!主人公は救われたよ?でも、僕は自分がクズだと思い知らされただけで、なにも救われず、読み終えて、しまったと思ったよ・・・主人公にリンクし過ぎに注意です。主人公しか救われないので注意です。クズは読まない方がいいですよー!マジで。