自分自身、子供のころから思っていた疑問。どうして勉強しないといけないのか、という疑問に、やっと自分なりに納得のいく答えが得られた気がします。
勉強が出来ると自信がつくからです。自信がつくと自然と声も大きくなり、チャレンジする気持ちも湧いてくるのです。これは娘の学芸会を通じて感じた、実体験をもとにしたお話です。
小学6年生の娘が英語劇を演じることになりました。そして当日、学校での演劇を観たのですがセリフが長く多い子供と、セリフが短く少ない子供がいました。みな立候補で役を決めたそうです。
娘のクラスは18人と少人数で、1年生の頃からみんな知っている子供たちばかり。もちろん、勉強の出来る子供と苦手な子供がおり、それも娘からの情報で知っています。
見事に勉強の苦手な子供たちはセリフの短い、そして少ない役を選んでいました。そして勉強の出来る子供たちはセリフの長い、そして多い役に立候補していました。ついでに言うとセリフの声の大きさが全然違いました。
もちろん、勉強以外にも自信をつけることはたくさんあると思います。勉強が苦手でも声の大きな子供もいます。その逆に勉強が出来ても消極的な子供もいます。ただ、少なくとも勉強ができることで自信がつくのは間違いなく、そして人より難しいチャレンジをして、貴重な体験を積み、さらに自信を深めるという正のスパイラルに巻き上げられるような気がします。
これまではあまり勉強しろと言わなかったのですが、今後、すこし子供たちには勉強を頑張るように言ってみようかなと思った出来事でした。