恩師の死にゆく人生を飛行機の中で受け入れて、絵画教室を引き継ぐ決意をした東村さんがカッコイイですねー。でも、そのあとに死ぬことを少しも恐れていない先生のサバサバした態度がもっとかっこよかったです。人間なんていつかは死ぬんだし、好きなことを最後まで、死ぬまで続けようとする先生の姿は武士のようです。
もうたすからん!とか、もう手遅れじゃ!とか言い切って、死ぬ準備を元生徒に手伝わせる先生ですが、みんなに連絡して呼び出すあたりは、やっぱりちょっと寂しかったのかもしれないですね。
先生が死んでしまうとなると、かくかくしかじかもそろそろ終わりに近づいているのかもしれないですね。先生にあてた、手紙のような漫画ですもんね。
ここから、先生が死ぬまでのあいだ、どんな物語があるのか楽しみです。
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